Joaquin Almuniaのスピーチ

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2010年11月17日、Competition Commissionaire, Joaquin Almuniaが、Merger Controlについて総括的なスピーチをしましたね。Unilever/Sara事件及びSyngenta/Monsanto事件に言及しつつ、企業結合規制についての欧州委員会の政策方針を明らかにしました。最も重要な点は、リストラ期でも競争当局は介入せざるを得ないこと、リストラ期であることによって、消費者に被害を与えるような企業結合を許容することがないことを明確にしました。これらは従前から繰り返し触れられてきたことですが、改めて明確化されたことに意義があります。Reported by Dr. Inoue

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このページは、Dr. Inoueが2011年1月10日 23:52に書いたブログ記事です。

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Dr. Akira Inoue

欧州競争法を専門とする法学博士・弁護士(日本国及び米国ニューヨーク州)。Baker & Mckenzie GJBJのAntitrust Practice Groupのメンバーの一員である。