欧州司法裁判所、公共調達ルール違反を認定する判決を発令

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2009年12月10日、欧州司法裁判所が、フランスがDirective 2004/18/EC上の義務を履行していないことを認定する判決を発令しましたね。欧州司法裁判所は、フランスにおける公共調達のルールは、2004/18に適合的でないと判断しました。フランスの公共調達に関する手続は、平等原則、差別禁止、透明性の確保といった諸原則に違反し、また、競争原理を導入した手続の履行であると認定することはできないと指摘されています。Reported by Dr. Inoue

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Dr. Akira Inoue

欧州競争法を専門とする法学博士・弁護士(日本国及び米国ニューヨーク州)。Baker & Mckenzie GJBJのAntitrust Practice Groupのメンバーの一員である。