欧州第一審裁判所、Peugeot事件における制裁金を減額

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2009年7月9日、欧州第一審裁判所は、Peugeot SA及びPeugeot Nederland NV (Peugeot)が上訴を提起していた輸出妨害事件について判断をし、欧州委員会の決定で認定された制裁金額4950万EURを減額し、4450万EURとしましたね。但し、欧州第一審裁判所は、上訴理由については、ほぼ棄却し、ただし、オランダと他の加盟国間の価格差が減少していた事実、及びかかる事実が車の輸出に及ぼす影響について十分な分析をしなかったとして、制裁金の減額をしました。Reported by Dr. Inoue

 

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Dr. Akira Inoue

欧州競争法を専門とする法学博士・弁護士(日本国及び米国ニューヨーク州)。Baker & Mckenzie GJBJのAntitrust Practice Groupのメンバーの一員である。