DR. AKIRA INOUE, WELCOME TO THE WEB OFFICE OF AKIRA INOUE (PH.D., ATTORNEY & COUNSELLOR AT LAW, ADMITTED IN JAPAN & NEW YORK STATE, UNITED STATES OF AMERICA)


井上朗博士の執務室
Dr. Akira Inoue
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独占禁止法の法律相談.com
当サイトの運営者である小職が運営する独占禁止法上の問題についての解決策を解説するサイトです。
「リニエンシーの実務」
小職の米国での研究結果の一部である「リニエンシーの実務(競争法の荒波から企業を守れ)」が発売されております。

「B2B取引コンプライアンスバイブル」
小職の研究成果の一環であり、博士論文執筆による分析成果でもある「B2B取引コンプライアンスバイブル(競争法的コンプライアンスの理論と実践)」が発売されました。
「Japanese Antitrust Law Manual, Law, Cases and Interpretation of the Japanese Antimonopoly Act」
小職が執筆した英文による独占禁止法の解説書がKluwer Law International社から出版されました。日本でも購入が可能です。
ヴァージニア大学研究記
2004年8月から2005年8月にかけての小職の米国での研究日記です。
NOEL'S DIARY
小職の愛犬、ディック一家の日記です。


ヴァージニア大学研究記/USA for a Young Lawyer from Japan
Drafted by Dr. Akira Inoue
FALL SEMESTER HAS STARTED
September 11, 2004 Fall Semesterが開始してから約3週間が経過し、小職のコースワークも、徐々に軌道に乗ってまいりました。小職は、Fall Semesterで、Antitrustを中心に履修を組むことにしました。また、Antitrustの理解には経済学の理解が不可欠ですので、経済学の補講も受けています。日本の独占禁止法とは異なり、米国の独占禁止政策には、必ず経済学的な市場分析が登場します。考えてみれば、独占禁止法は、経済活動の憲法のようなものですから、経済学が登場するのは当たり前なのですが、日本の独占禁止法を中心に勉強してきた小職にとっては非常に新鮮です。
 Assingmentは、毎回量が多く、毎日、ケースブックの読み込みや図書館でのResearchに追われています。
 Law Schoolの授業は、多くが、ソクラテスメソッドという方法を採用しており、教授が、毎回の授業で、生徒を当てて、回答を求めるという方法が採用されています。当てられて回答ができないと、class participationがないと評価されてしまうので、みな、必死に予習をしてくるのだと思います。
 上の写真は、図書館で、1階部分を撮影したものです。下1番目の写真は、Clay Hallを、2番目の写真は、Law Schoolの教室が設置されているWithers Hallを撮影したものです。図書館は、土日も含めて深夜0時まで開いており、夜遅くまで勉強している学生も少なくありません。
 重要事項の連絡は、基本的に電子メイルです。しかも、大学の構内では無線ランにより大学のサーバに接続可能ですので、大学の構内の至る所で、メイルを確認している学生を見かけます。たまに、授業中にもメイルをみたり、ウェブサイトを閲覧している学生がいますが、これは、無線ランの弊害ではないかと思いました。
下1枚目の写真は、当地から80マイルほど離れた場所に位置するVirginia州の州都RichmondのVirginia State Capital、下2枚目の写真は、Virginia州の象徴であるGeorge Washigton像です。小職が訪れた際は、残念ながら、いずれも修繕工事中でした。Richmondは、当地よりも都市化していますが、大都市ではありません。建物も、古いものが少なくありません。Richmondは、かつては、アメリカの首都であったのですが、現在では、James River沿いの小都市という印象です。
HOW HAS LIVING IN CHARLOTTESVILLE BEEN?
 現地入り後1ヶ月が経過し、大分、生活も軌道に乗り、町にも慣れてまいりました。Charlottesvilleは、安全で、綺麗なアメリカの田舎町というのが、率直な感想です。ホームレスも、1人しか見たことがありませんし、夜中でも、学生が、1人で歩いて帰宅する光景をよく目にします。町の規模は、決して大きくはなく、University of Virginiaを中心とした小さな町です。DC、Richmondという大都市から、車で1時間ほどしか離れていないのに、上記の大都市とは、ずいぶんと趣を異にしています。
 車のマナーも、東京とは比較にならないほど良好で、横断歩道のないところでも、歩行者が横断を試みようとすると車が止まって歩行者を優先させたりしています。
 また、大学関係者も、大概、きちんと挨拶をしています。小職の事務所では、小職が挨拶をしても、同僚から怪訝な顔をされたりすることが少なくありませんでしたので、この部分でも、大きな違いを感じています。
 無論、Charlottesvilleが真のアメリカというわけではないのでしょうが、日本で認識されている、「アメリカは、治安が悪く、犯罪が多く、危険な国で、バーガーキングとマクドナルドが主食の国」という見方も、物事の一面しか捉えていない見方ではないかと思います。少なくとも、Charlottesvilleは、古きよきアメリカの雰囲気の残る町で、東京にいるより、安全かもしれません。
 ただ、残念ながら、Charlottesvilleには、娯楽は、余りありません。オペラもありませんし、アミューズメント施設というのは、見たことがありませんし、聞いたこともありません。娯楽は大都市までいかないとないのかもしれません。
Record of Study at University of Virginia
Virginia Top Page
2004.8.15 Arriving at Charlottesville
2004.10.16 Respire to Have Fall Break
2004.11.7 Red Leaves in Charlottesville
2004.12.20 Merry Christmas in Charlottesville
2005.1.22 Snow Fall in Charlottesville
2005.3.5 Japanese Antitrust Regulation of Cartels
2005.3.20 Spring Break at UVA
2005.3.28 The Southern Hospitality
2005.4.8 Spring Has Come at Charlottesville
2005.4.18 LL.M. CONFERENCE 2005
2005.5.8 Final Examination at UVA
2005.5.18 Master's Thesis
2005.5.22 Commencement at UVA
2006.6.27 Swearing in Ceremony at Albany
Record of My Study after University of Virginia
2007.8.2 Ph.D. Degree at Chuo University
 
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