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独占禁止法の法律相談.com
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井上朗博士の執務室
当サイトを運営するDr. Inoue(井上朗(法学博士・弁護士))の執務方針、経歴の詳細、ヴァージニア大学における研究記録などを紹介するサイトです。
「リニエンシーの実務」
Dr. Inoueの米国での研究結果の一部である「リニエンシーの実務(競争法の荒波から企業を守れ)」が発売されております。

「B2B取引コンプライアンスバイブル」
Dr. Inoueの研究成果の一環であり、博士論文執筆による分析成果でもある「B2B取引コンプライアンスバイブル(競争法的コンプライアンスの理論と実践)」が発売されました。
「Japanese Antitrust Law Manual, Law, Cases and Interpretation of the Japanese Antimonopoly Act」
Dr. Inoueが執筆した英文による独占禁止法の解説書がKluwer Law International社から出版されました。日本でも購入が可能です。
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クロスボーダー・アンチトラスト業務におけるArtificial Intelligence活用の可能性
 
国際業務でも国内業務でも、弁護士の役割は、ひとえに依頼者の最善の利益を実現することである、そのためには最適な手段を選択すべきで、従前のやり方を繰り返すことを目的とすべきではない、目的と手段の倒錯は決してあってはならない、これが以前から私が伝えてきたメッセージです。複数の国境が跨る反トラスト法及び競争法業務は、業務量が多く、事務処理の速度が求められますが、日本の法曹界伝統の人海戦術を採用すべき局面と、そうでない局面を見極めていくべきではないだろうか。AIを活用した方が目的達成に向けた最短ルートをとることができる場合はAIを活用すべきで、それを積極的に案件処理の全体戦略に組み込むべきではないだろうか。以前最適であった手法は、今日最適である保証はない、これは、科学技術の進歩からも裏付けられる。このような社会情勢にあって、法曹界の業務のみが、伝統主義に徹し、手段と目的が逆転するようなことがあってはならない。講演では、企業結合業務における取り組みを一例としながら、上記のメッセージを伝えさせていただいた次第です。
 
 
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