最近の制裁金事例: 2008年6月アーカイブ
2008年6月17、18、19日にかけて欧州委員会が、合成洗剤メーカーに対する立入調査を実施しましたね。今回の立入調査は各国の競争当局とも共同して実施されたものでした。欧州委員会は、合成洗剤メーカー各社は、EC条約第81条に違反する行為に従事したと思量すべき十分な理由があるとしています。今回なされた立入調査は、プレリミナリーなものであり、今後、案件の複雑さによっては、審査手続が長期化する可能性も示唆されています。
Reported by Dr. Inoue
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Dr. Akira Inoue
欧州競争法を専門とする法学博士・弁護士(日本国及び米国ニューヨーク州)。Baker & Mckenzie GJBJのAntitrust Practice Groupのメンバーの一員である。
欧州競争法を専門とする法学博士・弁護士(日本国及び米国ニューヨーク州)。Baker & Mckenzie GJBJのAntitrust Practice Groupのメンバーの一員である。
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